血液が汚れると病気になる
人間、誰でも体内に流れている血液。
健康に関するテレビ番組でも血液がサラサラ、ドロドロなんてやっているのを見たことがあります。
血液の汚れとはどういったものなのか。
どうして汚れてしまうのか。
どうすればサラサラな血液になるのか。
血液が汚れているとどんな病気なるのでしょうか。
以下、書籍情報を参考です。
血液は身体の全細胞に栄養を送り届ける「命の泉」
汚れて流れが悪くなると、体は様々な方法で血を浄化しようとします。
病気とは「血が汚れていますよ」いうサインなのです。
■血液の汚れが原因で起こり得る症状■
☑️免疫の異常
(ぜんそく アトピー 花粉症 リウマチ)
☑️変性性疾患
(肥満症 糖尿病 高脂血症 痛風 胆石)
☑️循環障害
(高血圧 脳血栓 狭心症 心筋梗塞 腎臓病)
☑️ガン
(胃がん 大腸がん 乳がん 卵巣がん 子宮がん)
☑️炎症
(風邪 胃炎 膀胱炎 肝炎 膣炎 皮膚炎 虫歯)
☑️その他
(下痢 便秘 肩こり 腰痛 頭痛 神経痛 疲労 倦怠感 生理痛 更年期障害 うつ 自律神経失調症 精力減退)
■あらゆる体のトラブルは【血の汚れ】が原因
血液がドロドロになって血の流れが悪くなることを漢方医学では「瘀血おけつ)といいます。
通常、血管内を流れる血液は小川のようにサラサラ流れていますが、瘀血になると、流れが悪くなってよどみ、まるでドブ川のように汚れてしまいます。
血液は全身60兆個の細胞をめぐって栄養物を体内のすみずみにまで送り届けますが、血が汚れると、細胞まで汚染されることになります。
そこで、血液が汚れると、体内では何とかして細胞を守ろうとする働きが起こります。
湿疹やじんましんなどの発疹は、悪いものを皮膚から排出しようとするあらわれ、炎症は、ばい菌の力を借りて血液の老廃物を燃焼しようとする働きです。
さらに、血液の汚れが進むと血管の内壁に汚れが沈着し(動脈硬化)、血管が細くなって限界がくると、今度は血管内で血液の汚れが固まり、血栓が出来ます。
これらの病気を一時的に手術や薬などで抑えても、血液は汚れたままです。
そうなると、最後に残った浄化方法は「一箇所に血の汚れを固め、出血させること」しかありません。
これが【ガン】です。
【胃がんなら吐血】【子宮がんなら不正出血】など ガンに出血がつきもの。
【ガンは血液の汚れの浄化装置】ともいわれます。
このように、漢方医学では
【すべての病気は血液の汚れからくる】と考えます。
血液をサラサラにするには、化学薬品で一時的に症状を抑えるより、生活習慣を変えて体質を改善するのが一番です。
(※参考 血液の汚れを取れば病気は治る 石原結實)
血液の汚れが原因とされる症状に、全ての病気が当てはまるのではないかというくらい聞いたことある病名ばかり出てきています。