【幹細胞培養液コスメ大解剖/幹細胞培養液】

最近ヘア業界でも徐々に流行ってきましたね

「幹細胞培養液」配合の商品が


 


基礎知識がないとなんでもかんでもいいってものでもなさそうなので 数ヶ月間に渡って

「幹細胞培養液」を 様々な角度から

リサーチしてまとめていました


 

この幹細胞培養液の始まりは

人類が神の領域に手をつけてしまったクローンなどを作り上げてしまう万能細胞(ES細胞)や

2012年に山中教授がノーベル賞を取られた

人工多機能幹細胞(iPS細胞)等からになります

 

 

但し、これらはもう少し研究していかないとコントロールが難しいので 大学病院などでしか使うことのできない夢の細胞です



 

ところが これらに属する幹細胞を培養すると

なかなか素晴らしい沢山のタンパク質

(約500種類)が抽出できることが

分かってきました



 

そのタンパク質には

GF(グロスファクター/成長因子)

と言われる約150〜200種類以上の

サイトカイン(細胞活性物質)が含まれていることが注目を浴びます



 

幹細胞培養液とは幹細胞そのものを

使っているのでは無く 

それらを培養した時に出てくるエキス

のことを言います



 

ですので 幹細胞が幹細胞培養液配合のコスメに使われているということではありません



 

このGFには様々な種類がありますが

その種類ごとに適合する鍵穴のようなものが

細胞にはあって それぞれに適合すると

細胞内に命令を伝え代謝を促します

 

 

つまり 幹細胞培養液には

沢山の種類の細胞活性を促す

「鍵」が存在していて

肌細胞にはそれに適合する

「鍵穴」が存在しているってことです



 

そして 培養液に含まれるその鍵の数や

鮮度によって鍵穴に適合した時の代謝力に差が出てくると言われています



実際にデータを見ると

古いサビた鍵(GF)よりも

ピカピカの新しい鍵(GF)の方が明らかに

効果が高いです

 

 

この細胞活性を促すGFには

沢山の種類があると先ほど言いましたが

元の培養する幹細胞の種類によって

そのバランスや数が変わってきます



 

最近は

「ヒト脂肪細胞順化培養液エキス」を配合したコスメが沢山開発されていますが

ピカピカの鍵が沢山あるものも

そうでないものも可能性としては

あるようです